単位分数とは分子が1の分数である. 分母が2から10の単位分数を10進数で表記すると次のようになる.
&sup{1};/&sub{2}; = 0.5
&sup{1};/&sub{3}; = 0.(3)
&sup{1};/&sub{4}; = 0.25
&sup{1};/&sub{5}; = 0.2
&sup{1};/&sub{6}; = 0.1(6)
&sup{1};/&sub{7}; = 0.(142857)
&sup{1};/&sub{8}; = 0.125
&sup{1};/&sub{9}; = 0.(1)
&sup{1};/&sub{10}; = 0.1
0.1(6)は 0.166666... という数字であり, 1桁の循環節を持つ. 1/7 の循環節は6桁ある.
分母が 2 および 5 の素因数だけからなるとき, その単位分数は循環節を持たないと考えられる.
そのような単位分数の循環節の長さは 0 であるとしよう.
1/n の循環節の長さを L(n) で表すとしよう. 3 ≤ n ≤ 1 000 000 における ΣL(n) は 55535191115 である.
3 ≤ n ≤ 100 000 000 における ΣL(n) を求めよ.